小説いろいろ話

プロにならなくても、小説でお金を貰う方法の提案

どーも、やぎさんです。

今回は「何とか小説を収益に換えられないか?」という内容の記事を書いていきます。

小説家に代表される文筆業は、今や「それだけで問題なく生活が出来る職業」とは言えません。

ライトノベルからのアニメ化やコミカライズ、作品のドラマ化、映画化などのメディアミックスで何とか命を繋ぐ作品もありますが、基本的に「印税生活で左うちわの大先生」などというのは、もはやフィクションの世界です。

私も今現在、試行錯誤している最中なので、結果が出ているというよりは参考程度にして頂ければと思います。

何故、小説はプロ作家になっても儲からないのか?

不況で、必要なものを削り続けた結果の時代

非常に単純な答えとして、「皆がお金を出して小説を読まなくなったから」というのが1つの回答ではあります。

本屋が次々と閉店していくのは、何も通販業者が台頭して来ただけが理由ではありません。

SNSなどで、フィクションではなく「事実は小説より奇なり」を地でいくような出来事を、誰もが写真や映像付きで発信出来るようになったこと。

昔、小説は娯楽の一種でもありましたが、現代では他の娯楽や無料で楽しめるゲーム、ネット作品が多く出回っています。

お金を出して手に取りやすい漫画でさえ、違法サイトで無料で読まれてしまいます。

「多くの読者が、作品にお金を出さない時代」

まずはこれが一番大きな要因です。お金を出す人がいないのですから、作った人がお金を貰えるわけがありません。

次に、

「各業界が作品・作家育成にお金を出さず、自分たちだけ楽に儲けようとする時代」

というのもあります。

昔、映画業界やTV局には脚本家を育てる部門がありました。しかし、お金がかかるばかりだということで、不況の最中にどんどん取り潰されていき、映画や番組作成は今は下請けがあまりお金も貰えない状態でやっています。

今も大手出版社の多くは育成をしようと、若手の登竜門である新人賞を設けていますが、これらは非常に狭き門ですよね。

この狭き門を通り抜けられずに落ち込んでいる中で、作家を使い捨てにするような出版社に声をかけられ、1~2作品だけを提供して潰れていく作家もたくさんいます。

実力のない作家は利益を生みません。だから、削られます。

しかしこれを続けたせいで、今、特にドラマの脚本業界は空前絶後のネタ不足で、絶版になった本や、古い漫画をネタにしてドラマを作ったり、一度ヒットした作品をキャストを変えて作ります。

世代交代がもう少しすれば起こり、時代は変わるのでしょうが、今、クールジャパンは風前の灯です。

小説でお金を儲けるためのコツ

まず1つめに「無料で読める作品を提供すること」です。

無料で読めるのに、お金を儲ける??と不思議かもしれません。

ここで問題ですが、皆さんは、「pixiv」ってどうやって成り立っていると思いますか?

年会費を出す会員もいるでしょうが、それだけではありません。

正解は「広告費」です。

このブログにも広告を出していますが、これらは

「読む人には無料で提供出来るけど、広告を貼ることによって、お金が入る仕組み」

になっています。

広告の種類は色々あるので割愛しますが、詳しく知りたい方はメールフォームなどでご質問下さい。

具体的なやり方は次の項目で説明します。

2つめは「出版社と契約するか否かを見極めて、決めること」です。

出版社と契約するためには、新人賞などに応募したり、機会があればスカウトで声をかけられて契約することになります。

もちろん契約すればあなたは「プロ」になります。

編集さんがつき、アニメ化、映画化、ドラマ化などの可能性も出て来ますし、色々な恩恵を受けることが出来ます。

ここで、ちょっとした小話をします。

いわゆる有名な賞を受賞した作家って、すごい数の出版社から依頼が来るのはご存知でしょうか?

いわば「今なら名前を出すだけで売れる状態」の作家さんに、売上利益を求めて出版社が列を成すわけですね。

これを、なかなか書けなくて2年とか経ってから作品を渡すとすると、実際に本になったりお金を貰える可能性ってすごく下がるんですよ。

何故なら「もう名前だけで売れる作家じゃないから」です。本にしたって売上が上がるか分からない。中身を読んで、こりゃあダメだな。色々言って断るかー。って感じになることもあるんですよ。

ここで言いたいのは、出版社が何を求めて声をかけてくるか?「プロ」になる意味は何か?を自分自身で見極めるのが大事ということです。

ネットで人気が出れば、出版の話を持ってくる会社もあります。

しかしこう言っては悪口になりますが、その人気だけに群がる弱い出版社もいます。

こういった会社は本が流通すれば知名度が上がるので、それは作家にとって大きなメリットですが、何かあった時に守って貰えなかったり、編集さんの質が悪い、または相性が悪いのに変えて貰えない、などのデメリットもあります。

「出版社と契約してプロになる」ということは、「会社に所属して売れるものを作るという契約をする」ということです。

趣味のように好き勝手に書いたり、ここ嫌いだから他の出版社へ持って行こう、没になったし同人誌で出そう、といったことが出来なくなる可能性もあります。

「出版社から本を出さないかって言われた!やった!これで私もプロだ!」と舞い上がらず、出来れば「私はこのレーベルで書くんだ!」くらいの意識を持っていた方が良いかもしれません。

あと、契約する時はきっちり確認しましょう。その契約で、その金額で、最低限でもちゃんと生活していけるでしょうか?

ちなみに、私の友人はよく知らない出版社の新人賞に受かって、「自費出版しましょう!プランはこんな感じです!お安いでしょ!」と言われました。

「プロ作家」でなくともお金を貰う方法

前述したようにこのブログには広告を貼っていて、大小ありますが収益という名のお金が発生しています。

人気の度合いや集客の戦略にもよりますが、巷で言われている「ブログでお金稼ごう」みたいな形を作って、私はそこで小説を書いているわけですね。

まずサイトやブログを作ろう

SNSが基本となった現代では、少し敷居が高く感じるかもしれません。

私も「サイト」というほどのものは作れませんが、このブログは簡単に作れます。

お金は多少かかりますが、簡単にいうと、

1.サーバー契約+ドメイン契約をする

2.サーバーのサイトから「wordpress」というのを入れる

これだけで、ブログは完成します。

私の雑記ブログに最初に開設した時のことを書いていますので、少し長いですが参考にしてみて下さいね。

作ってから、「クリック型」という広告の代表である「グーグルアドセンス」の審査を受けて広告を貼ることが出来れば、本当に少しずつではありますが、収益は発生します。

注意点は、「小説を書くなら、出来ればオリジナルの作品で」ということですね。

二次創作も今現在は規約上は大丈夫ですが、禁止された瞬間に収益がなくなる可能性があるので、おすすめ出来ません。

次に、SNSやネット投稿サイトに投稿しよう

これは「自分の小説の宣伝をしながら、人を広告の貼ってあるブログに誘導する」ことを目的として行います。

もちろん、ネット小説投稿サイトで人気が出れば出版社からのスカウトも来るかもしれません。

「Twitterで自作の小説を少しだけ公開して誘導」

「pixivで二次創作を書き、裏話や裏設定などはブログに書いていると宣伝」

「↑と同じように、ネット投稿サイトで本編を書き、裏話や番外編公開中!と宣伝する」

「二次創作をたくさん書き、自分の萌え語りはこちらでやってます!とブログに誘導」

などなど。

また、pixivのFANBOXやポルカ、Amazonの欲しいものリスト公開など、の支援窓口を設けておけば、ファンの方が支援してくれるかもしれません。

ここまでで、「読者は無料で読める+作者には収益が発生する」という構図は完成します。

収益金額が大きいか小さいかは、あなたの実力や戦略に大きく左右されますが…

大抵は少額なので「私のファンがこれだけいる!」と考えて、プライスレスの喜びを大きく感じた方が良いです(笑)

イベントで本を出してみる

ここまでで、収益化+宣伝の面では形になったと思います。

次は「出版」ですね。

とはいえ、自費出版でイベント本ではありますが、現在は小説を文庫本や新書のようにして貰えるような印刷所もたくさんあります。

ただ、ブログやサイトに比べてコストも大きいですし、「自分が本を出したらちゃんと売れるか?」は慎重に検討しましょう。

Twitterやpixivなどのフォロワーで一定数のファンが数で確認出来るなら、アンケートも有効ですね。

次に、出るイベントはしっかり考えましょう。

コミケは有名ではありますが、出展料も高めです。もし出そうとしている本がオリジナル作品だったら、ほぼ売れないと思います。

私のおすすめは「コミティア」でしょうか。

このイベントに来る方は、「良いオリジナル作品はないか!?」と思いながら見て回ってくれていますので、表紙が目を引きやすかったり、ストーリーのわかりやすい表示などをしておくと、結構手にとってくれる方が多いです。

「でもコミケと比べてお客さんは少ないでしょ…」などと思ってはいけません。

コミティアは、本当のプロ作家さんが出展していたり、編集者の方、出版社の方がプライベートでも出入りしているようなイベントです。

会場内の机ですごい有名な人の絵と名前を見つけて、「えっ…えっ!!?」ってなります。

漫画に関しては会場内にプロの編集さんが来てブースを出しており、会場内で持ち込みが可能です。コミケとは、お客さんの質が違います。

行ったことがない方は、是非一般参加してみて下さい。

東京、大阪、名古屋、新潟、北海道、福島、福岡と結構色んな地域で年1回以上は開催されています。

東京会場以外の場合は、プロ作家さんの本は委託のところにあることが多いですけども…

関西は以前何度か行きましたが、主催の方が子連れ?だったりして、結構和やかなイベントでした。

おまけ:二次創作が中心の方が収益化する方法

二次創作が中心の方は、

「サイトを作る+リンクさせる『日記』を広告を貼ったブログにする」

「pixivで書く+個人サイトを広告を貼ったブログにする」

というような方法があります。

一口に「日記」「ブログ」といっても、二次創作の元のジャンルの萌え語りだったり、本誌の感想だったり、読んだ本の感想、小説を書く上で参考にした本のレビュー、参戦した公式イベント、聖地巡礼などなど、文字を書くあなたなら、書くこといっぱいありませんか?

愚痴などのネガティブな内容でなく、あなたのファンに「読みたい!」と思われる日記であれば大丈夫です。

Twitterとリンクさせて「聖地巡礼行って来ましたー!!」「ナンジャタウンイベ行きました!!」とブログ記事のURLを貼るだけで、人はたくさん来ます。

私もジャンル者でないにも関わらずミーハー参加して、雑記ブログに、安室さんの応援上映行きましたー!という記事を書いた時は、Twitterからたくさん人が来ました。

あなたの二次創作のファンは、作品のファンでもありますので、日記でもイベントレポなどであれば読みに来てくれます。

まとめ

現代で、小説家は速筆+たくさんの作品を書ける方でないと生活出来ない方が多いです。

しかし、小説家になりたいと考えた時の気持ちは、どうか「生活が出来ない」などという現実に圧し潰されないで欲しいと、私は思います。

私は、文章を書くのが好きです。物語を描くのが好きです。

人の作った物語を、たくさん読みたいとも思います。

文章は、ちゃんとお金になります。

頑張りましょう。