小説いろいろ話

イベントに出展するメリットとデメリット

どーも、やぎさんです。

今回は、「イベント出展」について、詳細を書いていきたいと思います。

「イベント」とは?

昨今、「自分で作ったもの」「自分の作品」を発表出来る場が増えて来ています。

昔から場としてはありましたが、絵なら個展を開く、小説は新人賞に応募して作家になる、というのが一般的でした。

今は、絵や漫画、小説や詩集、絵本や写真集などもですが、アクセサリーや帽子、鞄などの多種多様な「作品」を発表したり、売ったり出来るところが増えています。

インターネット上が一番手間もなく、コストも低く便利ではあるのですが、同じように作品の発表や販売の場として「イベント」というものが開催されます。

「イベント」というのは包括的な呼び名ですが、簡単に説明すると、主催が「イベントをしよう」と企画し、日程を決めて会場をレンタルし、出展側も来店側も、参加者を呼び集めることで成り立ちます。

今回は、この「出展側」に、個人でも申し込みをして参加費を払えば、参加することが出来る場のことを「イベント」として説明します。

出展内容の決まりや規約によって内容が違う

この「イベント」には、様々なものがあります。

例えば有名な「コミケ」ですが、実はこれはある1つのイベントを指した用語です。

漫画などを個人が作って出し、オタクが集って本を買うイベントを全てそう呼ぶわけではありません。

※東京ビッグサイトの季節ごとに行われるイベントを俗に「●コミ」と呼ぶ人はいますが…

内容はイベントごとに違いますが、コミケを含む本を売るイベントに関しては、二次創作(出典のある作品からのパロディやファンアート)を含め何でもOK!という内容ながら、「市販品以外の食品の配布(販売)」は厳重に禁止されています。

しかし、アート作品を含めアクセサリーなどが主な方が多いですが、ハンドメイド系のイベントではパン屋さんが出展していることもあります。

本を売るイベントでも「オリジナル作品のみ」に限定しているイベントもありますし、ハンドメイドでも「スチームパンク系のアートのみ」といったイベントもあります。

イベント内容は主催が企画するものですから、イベントごとに全て違うのです。

更にいえば、「主催」は企業の場合もありますが、個人の場合もあります。

お金があれば、会場を借りてイベントを主催することが出来ます。もちろんトラブルなどが起これば自分が対処しなくてはいけませんので、あまり気軽にイベントを主催しよう!という感じにはなりませんけどね。

イベント出展のメリットやデメリット

イベントのメリット

イベント出展には「発表」や「販売」だけではなく、違った楽しさがあります。

自分の作品に、お金を出して買っていってくれるお客さんを生で見ることが出来ますし、応援メッセージなんかも直接貰えることがあります。

また、イベント出典している方から刺激を貰えたり、交流が生まれることもあります。

もちろんいきなり出展側にならなくとも、最初は会場に足を運んで雰囲気を見たりして、自分もやってみたい!と思えれば参加すれば良いです。

イベントに出展側として参加する場合、趣味で書いて作品を書いている人も「イベント当日」や「本の印刷がイベントに間に合う日」などの締切が出来ますし、普段ネット上だけで書いている方が、初めて本を、印刷して手にとった時の感動はすごく大きいです。

プライスレスな部分も多いのですが、普段創作するのとは違う作業や必要なものがどんどん出て来て、色々勉強になりますし、同じ創作をしている方から、色んな情報を貰うことも出来るでしょう。

イベントのデメリット

開催場所が遠かったり、日程が決まっていると「交通費が高い」「どうしても都合がつかない」といったことが起こります。

また、思ったより仕事が忙しくて作品が作れず、行っても販売や展示が出来ないこともあるでしょう。

出展費用などは先払いですし、申し込みも早い時期のものが多いので、制作期間や自分の予定などを読み間違えると、大きな失敗をしてしまうことがあります。

また、現地に行って人間同士でやりとりするわけですから、トラブルが起きる時は起きます。

企業主催のイベントならば、トラブルがあればもちろんスタッフが何とかしてくれることが多いですが、芸術制作をする身として、自分が傷つくこともあります。

せっかく参加したのに1つも売れなかった…というのも、人によってはちょっと泣いてしまうかもしれません。

楽しさや嬉しさの方が多いですが、人が苦手だとか、お客さんとちゃんと喋れるかな…と不安な方は、友人や家族に同行をお願いするとか、地元の小さめのイベントから始める方法もあります。

イベントに出展して小説を売る

本を売るためのコツ

これに関しては、ネット上でファンがそれなりにいたとしても、結構ハードルが高いです。

「自分の作品が、お金を出して貰うに値するか?」

ということが証明されてしまいますからね。

それを抜いても、出展料や印刷代などのコストも結構大きいです。

小説の見栄えを良くしよう。具体的な方法を紹介」でも少し言及していますが、小説をイベント出展するということは、まず「他の作品と見た目で勝負しなくてはいけない」という状況になります。

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あなたがいくら良い小説を書いても、表紙がイマイチだと初見の方が手にとってくれる可能性はかなり低いです。

小説の中身に自信があって、ネット上でファンもすごい人数を獲得している!という場合も

本当に「会場に来て、お金を出して小説を買ってくれるか?」は分かりません。

装丁にこだわるとコストがかかりますが、なるべく頑張って「手に取りたい本」を作りましょう。

出るイベントはしっかり選ぶ

イベントに出たことのない人は、「『コミケ』は有名だし何万人も来場するし、1人くらいは自分の本を買ってくれるかも?」と思っているかもしれません。

そんなワケあるか。

1度行けば分かると思いますが、コミケは公式企業が限定グッズを出しますし、有名な作家さんや絵描きさんも出るイベントです。絵の上手さに圧倒されます。

買ってくれる人の財布の中身は限られていて、プロでもないあなたが書いた小説は目にも留まらないでしょう。

ネット上であなたのファンであっても、コミケでは公式グッズも有名な方の本も売り切れが出ると買うことが出来ないので、まずはそちらを回り、帰りの電車で「あ、そういえば●●さんの本買い忘れた!」となる人もいるでしょう。

そんなもんです。

ネット上での宣伝や、綺麗な装丁が成功して初めて「5人くらいは手にとって、1人くらいは買ってくれるかも」という感じです。

一旦コミケのことは忘れて、別のイベントへの出展を検討しましょう。

オリジナルならコミティアや創作系のイベントに行くのがおすすめですし、二次創作ならオンリーイベント(スタジオyouさんなど)や地元の小規模イベントから始めた方が無難です。

参加費も安いですし、二次創作ならオンリーイベントなら売れる可能性は高いです。

私は関西人なので、「ComiCon」さんのイベントとかに良く参加していました。

そういったところに出展し、コツが掴めて来たとか、一度チャレンジしたい!と思ったら、コミケ系列の大きなイベントに参加してみるのがおすすめです。

売れなくても凹まないようにしよう

イベントはハードルが高いですし、無名なら売れないことがほとんどです。

大事なのは、「売れない=作品が良くない」と思わないようにしましょう。

ファンがいる方なら、作った本をpixivのFANBOXで売ってみたら、意外と売れるかもしれません。

創作は競争ではありませんが、イベントで本を売るのは競争です。

イベントに出展している作品の全てが満点の作品でも、普通の人には全部買うことは出来ません。

まとめ

イベントは楽しさや嬉しさも非常に多いのですが、自分の創作を見つめる上で凹むことの多い部分もあります。

本を作ったり、参加するだけで楽しい!と思えるのであれば、コストをかけるのもアリですが、売れないと凹んで創作意欲がなくなるのであれば、参加は控えた方が良いかもしれませんね。

自分に合った方法で作品を発表していく方が良いので、イベントに出てるから偉いとか、売れてるからすごい、というわけではありません。

創作は無理のない範囲で楽しくやりましょう。